テイジン(帝人)の在宅酸素
テイジンが在宅医療に取り組む経過をざっとみてみましょう。
テイジンは、1982年に「マイルドサンソTO-40」という国産第一号の医療用膜型酸素濃縮器を開発しました。そして在宅医療事業への参入を開始し、地域密着型の質の高いサービスを提供してきました。現在は「在宅酸素療法」の圧倒的なシェアをテイジンが確保し、国内の在宅医療事業の分野ではリーディングカンパニーとなっています。
「在宅酸素療法」とは、血液中の酸素が不足している人が病院以外の場所で酸素を吸入するという治療法で、健康保険が適用されます。現在国内では10万人以上が自宅など病院以外で酸素を吸入しています。テイジンは、このような在宅医療を行っている患者からの問い合わせや要望にすぐに応えられるように、地域別に販社を設立して十分な対応ができる組織を作り上げてきました。テイジンが提供する在宅医療のサービスは、24時間体制のフォローアップから転居にともなうフォローや旅行支援までと、多岐にわたっています。これらのサービスが自宅療養をする患者の心強い味方となっています。
テイジン 酸素療法
在宅酸素療法で使われる酸素濃縮器は、空気中の酸素を濃縮して供給するという医療機器です。
現在は、窒素を選択して吸着する吸着剤を充填した吸着槽に室内の空気を送り込み、酸素濃度を90%程度に濃縮させる「吸着型酸素濃縮器」が主流になっています。このような酸素濃縮器を在宅医療用としてテイジンが提供しているのです。
また、テイジンは携帯用の軽量酸素ボンベも提供しています。
患者が外出する際にも手軽に持っていくことができます。携帯用軽量酸素ボンベは、専用の肩掛けバッグに入れるか専用のカートに載せて使います。
持ち運びが便利になったことで患者が気軽に外出できるようになりました。
さらに、酸素ボンベと併用して使用する「呼吸同調酸素供給調節器 サンソセーバー」もあります。これは吸気時だけに酸素を供給するようにしたもので、酸素の無駄が抑えられます。これによって酸素ボンベの使用時間を従来の3倍にも伸ばすことができるのです。
テイジンの在宅医療サービス
そしてテイジンは、睡眠時無呼吸症候群など、呼吸器疾病に関する患者向けの機器を在宅医療を中心に提供しています。
治療対象となる領域を拡大することにより、ひとりでも多くの患者に貢献できるように活動しています。呼吸器疾病に苦しむ患者の多くにとって、テイジンの在宅医療サービスはなくてはならないものになりつつあります。
テイジンの在宅医療サービスは、ますます広がってきています。
自宅で療養ができることで、入院中の精神的な不安や入院治療の費用の負担が格段に減ります。患者が家族と暮らしながら治療できる在宅医療は、テイジンが提供する広範囲にわたるきめ細やかなサービスによって守られているのです。
ご紹介した情報がお役に立つと幸いです。