ホメオパシーはレメディーを処方

ホメオパシーでは、病気の治療にあたって「レメディー」というものを処方します。これは、治療する病気と似た症状を起こす物質をごくごく微量になるまで希釈したものを、ラクトース(乳糖玉)という甘い玉に含ませたとても小さな粒です。レメディーの種類は大変多く、数百から数千種類もあるといわれています。

ホメオパシー治療の際は、初めにていねいな問診を行います。それは患者の症状を詳しく把握して患者に合ったレメディーを処方するためです。そのために問診が数十分から1時間ほど行われることがあるほどです。

そして処方されたレメディーを服用することにより、患者の体が反応して自然治癒力を呼び起こし、症状を回復に向かわせます。レメディーに含まれる成分はほんとうに微量なので副作用の心配もなく、赤ちゃんや妊婦、お年寄り、動物にも安心して使うことができます。

ホメオパシーは、日本ではあまり存在を知られていないような印象がありますが、すでに明治時代にはドイツ人によって紹介されていました。しかし、当時は西洋医学のほうが重用されていたため、ホメオパシーが広く浸透することはありませんでした。また、ホメオパシーの治癒力の高さについて、当時は科学的根拠が無かったことも広まらなかった一因だったのかもしれません。

ホメオパシーの治療方法と効果

しかし、現代医療における治療の方法や薬の副作用などの問題が大きくなるにつれ、人間の自然治癒力を生かしたホメオパシーの治療方法や効果が見直され、注目が集まるようになってきました。ホメオパシーの治療の範囲は風邪や下痢、頭痛、やけどやできものといったものから、睡眠障害や花粉症、つわり、坐骨神経痛など大変幅広いものです。そのため、ホメオパシーは実際は病気の治療だけではなく、体調管理など健康維持のためにも利用されています。

ホメオパシーは、日本ではまだまだマイナーな存在ですが、すでに欧米やオーストラリアなどでは身近な治療方法として受け入れられています。日本でもレメディーが手に入るところは徐々に増えてきていますので、漢方やハーブなどに馴染んでいる私たちにとって、ホメオパシーが身近な存在になるのはそう遠くない将来のことでしょう。

ご紹介した情報がお役に立つと幸いです。

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ホメオパシーとは

ホメオパシー…なんだか占いの一種のような不思議な響きの言葉ですが、これは大変古くから民間療法として行われてきた治療法が発展したものです。近代におけるホメオパシーを確立させたのは、ドイツ人のハーネマンという医師で、19世紀の初めのことです。しかしその起源は古く、古代ギリシャのヒポクラテスにまでさかのぼるといわれています。
ホメオパシーとはギリシャ語のホメオ(=同じ、類似の)、パシー(=病気、苦しみ)という二つの言葉を合わせてハーネマンが作った言葉で、類似療法、同種療法などどいう意味です。
ハーネマンは、マラリアの特効薬として使われていたキナの皮を、健康な人が服用するとマラリアと同じような症状を引き起こしたことに注目しました。このことを元にして「ある病気を治すには、それと似たような症状を引き起こすものを投与する」という原理を提唱したのです。


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